学校茶道

学校のクラブ、部活動座

瑞々しい感性の世代に「茶道の学び」を取り入れてみませんか?

長野県伊那市の竹松成仙茶道教室「学校茶道」小学校のクラブでの「茶道」、中学校の部活動、高校のクラブ活動での「茶道」の体験・指導を承っております。
現在、大日本茶道学会では、「学校茶道」に力を入れており、学校茶道のための指導者研修会も行っています。
地理的なこともあり、私自身は長野県の上伊那地域が指導範囲となりますが、他地区においても指導者研修を受けた茶道教授を紹介いたしますので、お気軽にお問合せ、ご相談ください。

お気軽にお問い合わせください。


授業としての学校茶道

真の国際化とは何でしょうか?
語学を身につけることは、海外の人々とコミュニケーションすることの基礎となります。
しかし、語学を磨き、海外の事情をよく知ることが本当の国際化でしょうか?

海外の人々はよく「あなたの国はどんな国? どんな文化があるの? アイデンティティは?」などと聞いてきます。
コミュニケーションを深めるために、自国の素晴らしさや誇りを相手に語ることはとても重要です。
歴史のある国の人々は自分の国に誇りを持っています。自分の国や文化に誇りを持てない人間は軽く見られる傾向にあります。

「茶の世界」には、総合芸術として日本の伝統文化と歴史が凝縮されています。
茶道=「ティーセレモニー」は神秘的・幻想的な世界として、多くの外国人が興味を持っています。
茶道を学ぶことで、日本人の根本を知り、日本という国の素晴らしさを認識することができます。

現在の日本と、それを取り巻く環境を良いとは言えませんが、過去の素晴らしい日本に触れることによって、より良い未来が開けるのではないでしょうか。
近頃、巷では古来の文化や古人の知恵などを見直す風潮が高まってきています。
「温故知新」としての良い傾向だと思います。

現在、「学校茶道」といえば部活動での茶道が主となっています。
希望による入部ですから、概ね部員は熱心ですし指導する講師もやりやすいことと思います。
ただ、部活での茶道は点前の仕方や客ぶりなどの練習が主で、茶道の精神性まで学ぶことは少ないようです。
茶道講師側に茶道の精神性まで説くことができる知識と経験を有する者が稀なのも現状です。

授業での茶道は「学ぶ」という位置づけになります。
点前の持つ本来の意味、お辞儀や歩き方、所作の一つひとつにおいても理論的に解説し、その必要性を説いてゆきます。
一定期間その世界に触れていれば、美しいものを愛でる心、四季を楽しみ相手を慈しむ心が自然と育ってきます。
大日本茶道学会茶道教授が神奈川県の私立中学校で茶道を教えていますが、やはり部活とは違う成果を肌で感じているそうです。

私は茶道の修業を続ける中、PTA活動を通じて教育の場の現状を知りました。また、各方面で多くの講習会や勉強会に参加し、茶道を現代生活に活かす方法を研究してきました。
その経験が教育の場でお役に立つのであればこれほど嬉しいことはありません。
「授業としての茶道」をぜひともご検討いただきたく、ここに提案致します。